
むし歯を始め、お口のさまざまなトラブルに対応し、子どもさんの治療ではコミュニケーションを意識して無理な治療はせず、まずは「歯医者さん」に慣れてもらう事から始めております。
また、深いむし歯の場合はレーザーを用いて、神経を保存することもできます。

定期健診の際には歯ブラシでは取れなかった汚れをきれいにクリーニングします。毎日のブラッシングと定期的な口腔清掃により下図のように歯垢が減少していきます。
子どもさんの場合は、むし歯予防の処置と同時に歯並びが悪くならないようにチェックを行っております。また、「怖い・痛い」というイメージを持つ子どもさんには、「歯医者さん」に慣れていただくことを第一に考え、フッ素塗布をすることにより歯質を丈夫にし、さらに虫歯予防にもつなげます。健康な歯を一生保って行く為にも定期健診をおすすめします。

ブラキシズムで代表的な「歯ぎしり」は睡眠中に行っており、自覚がなく周囲の人に知らされて初めて気づきます。また「咬みしめ」は睡眠中ばかりでなく日中も思わず行なっていることが時々みられます。
このブラキシズムにより、「歯が磨り減る」「歯が割れる」などの問題が起こるなど、さまざまな悪影響がでるのです。
ブラキシズムの判定
ブラキシズムは自覚がなくご自分では気づきにくいものです。次の症状に該当する項目が多ければ多いほど「ブラキシズムの可能性が高い」といえるでしょう。
- 前歯の噛み合わせの面がすり減っている
- 歯の付け根が露出してくぼんでいる
- 歯ぐきの骨がもり上っている
- 歯がしみることがある(知覚過敏)
- 顎の関節に痛みがあり、カクカク音がなる
- 肩こり、頭痛がある
- 朝起きた時に口の周辺にこわばりがある
- 詰物がたびたびはずれる
- エラが張っている
- ストレスがたまりやすい
ブラキシズムへの対応
「歯ぎしり」「咬みしめ」から歯を守るため、『スプリント』と呼ばれるマウスピースを毎晩装着します。 マウスピースは自分にぴったり合ったものをお作り致します。
また、咬みあわせのバランスを整えたり、悪い歯を治療することも必要です。